東京ステーションホテルのバー

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東京ステーションホテルの中には、料飲施設が4ヶ所あってそのうちにバーはふたつです。ラウンジ「The Lobby Lounge」、昼間はカフェとしても利用できる創業当時「バー カメリア」の伝統をそのまま付け継いだ「Camellia」、東京駅舎が創建された当時の赤レンガそして木の質感を楽しめる、オーセンティックバーの「Bar Oak」とあります。どうして東京ステーションホテルにはバーがふたつもあるのでしょう?!

ふたつのバー

どうして東京ステーションホテルには、バーがふたつもあるのでしょうか?!気になるところです。お酒を飲むのが大好きな私は、バーのはしごができる♪と小躍りしてしまいますが客室数150室でバーがふたつというのはあまり聞いたことがありませんね。ラウンジでビールを1杯も大好きですが、バーでカクテルを楽しんだり、友人との歓談をゆっくりと楽しむバーは大人の楽しみのひとつです。

東京ステーションホテルが開業した1915年つまり大正4年という時代を考えると、前年度に東京駅が開業していますが東京駅の周辺でお酒を楽しむ場がまだまだ少ない状況という時代背景があります。

「バーカメリア」がオープンすると、日本の大企業がたくさんあつまる丸の内という土地柄もあり、一日の仕事の疲れをバーでゆっくりとリラックスしながらアルコールを楽しめるということで、「バーカメリア」は大繁盛しました。

「バーカメリア」が大繁盛して満席になって、せっかく楽しみに来たのに満席なんだ・・と利用できないゲストのために、と「バーカメリア」に続いてホテルの中にもうひとつのバーがオープンしたのが、「オーク」です。嬉しいじゃないですか?!ゲストのために、というまさにホスピタリティの原点からオープンしたふたつ目のバーですが、東京ステーションホテルのリニューアルに伴ってバーももちろんリニューアルされてつつ、ホテルスピリッツそのままに生かされています。もちろん開業前の「カメリア」そして「オーク」それぞれのバーに、熱心なファンがついています。ファンの気持ちを大事してくれるという心意気も嬉しいですね。

カメリア

新しく「バーカメリア」から「Camellia」カメリアとなりましたが、こちらのバーのコンセプトはお酒の良さをしってもらうバーというコンセプトになっています。とっても嬉しいことに、好きな料理1品と好きなドリンクがなんと3杯もセットになったプランの「プレジャー オブ マルノウチ」は、サービス料別で3800円という価格です。

通常バーで2杯もお酒を楽しめば、軽く3800円ぐらいはいってしまうのに好きなお料理1品と好きなドリンクが3杯も飲めて3800円という価格設定は、かなり嬉しいプライスです。飲んでみたい気になるカクテルも、この値段ならちょっとした冒険オーダーもできてしまいます。1杯だけなら飲み比べすることもできないので、アルコールに弱い女性に大変良心的なプランですね。

バー オーク

こちらのバーでは東京ステーションホテルの名物バーテンダーがいらっしゃいます。名物バーテンダーの杉本さん東京ステーションホテルに入社したのは1958年(昭和33年)なので、まさに生き字引というべきバーテンダーでもあります。杉本さんといえば「東京駅」というカクテルを考案したことでも、バーテンダー業界の中で広く知られていますが「東京駅」というカクテルが作られたのは東京駅開業75周年を記念してカクテルが考案されました。

「東京駅」は日本を代表するカクテルですが、このカクテルに使われているのはザクロジュース(日本)ライムジュース(アメリカ)タンカレー(イギリス)スーズ(フランス)というように、国際色豊かな東京らしいカクテルという想いから考案されました。

もちろん杉本さんは今でも、現役でシェーカーを振られていらっしゃいます。木のぬくもりある質感あふれる空間には、旅のお供のスーツケースの形をしたテーブルと大正時代から続く歴史をそのままに受け継いでいるバーです。

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